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機械要素 ねじ編 その1

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機械要素 ねじ編 その1

機械要素 ねじ編 その1

2024/06/24

 これからしばらくの間、機械要素について、いままでの自分の知識、経験などを整理して
見ようと思います。はじめは、「ねじ」についてです。

 「ねじ」といっても、ボルト、ナットとかいろいろな表現があります。
おねじのときは、ねじ、ボルト、ということが多く、めねじの単体はナットということとが多いと
思います。今回はまとめて「ねじ」といたします。
 記憶というか、染みついたものは離れないというか、おそろしいもので、今でもねじの普通ピッチの
サイズは何も見なくても書けます。M4×0.7、M5×0.8、M6×1.0、M8×1.25、M10×1.5。。。。
M20×2.5mm。
若いころ、図面を手書きで書きまくった後遺症です。。。。(笑)これらは並目ねじです。
六角穴付きボルトでは頭の径、長さまで記憶していますが、これもあまり自慢できることではないですが☺
 細目ねじはピッチが細かくなります。自動車用は細目ねじが多かったと思います。
これは、ねじのかかりしろをできるだけ多くして締結強度を保つ、という考えです。
安全サイドにたった設計のノウハウです。

ねじピッチは1周回すと何mm進むかの数値ですが、用途によっては、意味があるものになります。
 産業用機械では通常並目ねじで、寸法が許す限り極力太くという思想であると思います。
Mのあとの数字がねじ大径になります。電気部品は逆に小さく作るので、M2,3,4程度でしょうか。
掴むのが難しいほど小さいねじも使われています。
 今回はねじの大きさとピッチのイメージが伝わればと思い、書いてみました。

 

 

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